音響のお仕事「タタキ」とは
弊社では、多くのダンスやバレエ教室の発表会等の現場に携らせていただいています。
今回はその現場での仕事内容・使用する機材について紹介します。
音響のお仕事について
まず、ダンスやバレエ現場での音響の仕事について説明します。
音響の仕事は主に音源のタタキを行うことです。
さて、「タタキ」とはどういう意味なのでしょうか?
お分かりの方もいるかと思いますが、正解はCDなどの音源をタイミングよくダンスの振りや演目に合わせて再生するという意味です。
叩くタイミングは、照明が点いてから叩いたり、音源を先に叩いたり、このポーズをとったら叩いたりなど、様々です。
私の場合は舞台監督からキュー(タイミング)をもらって叩くことが多いですね。
ポーズでのキューはとても緊張します…。
また、バレエは演目によって音源を叩くタイミングが決まっていたりします。
使用機材について
ここからは、実際に使う機材を紹介します。
Ableton/Live用コントローラーAKAI APC40 MKⅡ、オーディオ・インターフェース Roland OCTA-CAPTURE、ソフトはAbleton Live 9 Liteを使用しています。
CDプレーヤーで再生する場合もありますが、多くがこの機材、ソフトを使用しています。
このシステムを使用する利点は、
- 曲ごとに色を変えることが出来るのため1曲ずつ色を変えたり、1部・2部などで色分けをしたりすることが可能
- 曲の前後に空白が多い曲は空白をカットすることが可能(発表会などは曲間が短いため)
- 今はどの曲目を再生していて、次はどの曲目なのかを確認することが出来る
- コントローラーの再生ボタンが大きいので叩きやすい
など……
CDプレーヤーでタタキを行うよりも、使いやすいシステムとなっています。
今回は音響の仕事で「タタキ」がある現場をご紹介しました!
次は違う現場でのお仕事を紹介していきたいと思います!
☆コントローラーとオーディオ・インターフェースはレンタルも行っています。
お問合せお待ちしております!
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