舞台備品メンテナンス
みなさん、こんにちは!
梅雨明けも見えてきて、ようやく夏らしい天気になってまいりましたね!
木材を使用した舞台備品にとって湿気は大敵でした…
カビが発生していないかチェックをするのと合わせて、メンテナンス作業を行ってまいります!
今回は舞台でよく見かける「平台」と、一度は見たことがあるはず「めくり台」です!
平台とめくり台について
「平台」は、合唱や吹奏楽などで後ろの舞台が段々になっている「ひな段」の台部分で使われているものです。
一般的なサイズが主に3種類あり、横3尺×縦6尺のものを「3×6(サブロク)」、横4尺×縦6尺のものを「4×6(ヨンロク)」、横6尺×縦6尺のものを「6×6(ロクロク)」と呼びます。
尺って何?
舞台では長さを表す単位に「尺貫法」と呼ばれる舞台用語があります。
尺貫法では
・1分=約3mm
・1寸=約3cm
・1尺=約30cm
・1間(けん)=約180cm
ちなみに、イメージとしては横3尺×縦6尺(サブロク)はおよそ「畳一枚」のサイズになりますよー!
続いて「めくり台」ですが、主に落語の演目や演者名が出演順に書かれており、交代に合わせてめくっていく紙札を取り付けるスタンドになります。
使用用途は無限大ですので、朗読劇の場面転換に使用していただいても面白いと思います!
チェックとメンテナンス
今回はカビの発生はありませんでしたが、平台の持ち手付近にネジ穴のささくれを発見・・・
目の細かい紙やすりで棘の部分を磨いて安全に持てるようにメンテナンスを施しました!
結び
今回ご紹介した他にも、舞台には様々な備品や道具、用語が存在しております。
歴史の古いものから最新のものまで、知れば知るほど本当に多種多様で面白い世界だなと実感しております。
お客様にも身近にご利用いただけるよう、弊社では舞台機材レンタルも行っております。
お気軽にお問合せくださいませ。
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