今年の演奏会
管理で入っているホールで観客の入る公演が再開されるようになって、ほぼ一か月が経ちました。
そのほとんどが市内の高校のクラブ活動の発表公演で、合唱、吹奏楽、室内楽といった音楽系から、運動系のダンスもありました。
例年であれば、吹奏楽や合唱のコンクールが行われている時期ですが、合唱は県レベルのコンクールは開催されるものの、吹奏楽は完全に中止になったため、各クラブの3年生にとって、これらの演奏会は最初で最後の演奏機会になっているようです。
そして、感染症対策としてさまざまな制約がある中でも、この唯一の機会を生徒たちのためになんとか実現させようと骨を折っていらっしゃるのが、顧問の先生方です。
感染症対策のガイドラインは、演奏者間の距離の確保や飛沫防止など、舞台における規定から、いっぽう来場される観客のみなさまに関しても細かく定められており、それらすべてに気をまわしながら、パフォーマンスそのものの出来にも責任を負っていらっしゃる先生の苦労は大変なものだと思います。
そのためか、こみ上げてくる気持ちが抑えられず、リハーサルの最中に涙を流されていた先生もいらっしゃいました。
おそらくは3年生でしょうが、もらい泣きをする生徒も多かったのですが、ソーシャルディスタンス確保で師弟の抱擁もできないんですよね……。
コロナウィルスの影響でみなさん大変な思いをしている中ですが、だからこそ今年の演奏会がひときわよい思い出となる時がやってくることを願って止みません。
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