【ホール管理業務】平台の補修作業
平台の補修作業
今回はホールにおける平台の補修に関してのお話をしたいと思います。
平台は、合唱や吹奏楽の音楽催事から、落語で使用する高座の台、演劇などあらゆる催事で使用されます。
平台は非常に使用頻度も高く、舞台になくてはならない道具の一つです。
ひな壇として使用する催事は箱馬や木足を使用し台を組んでいきますが、演劇などではこの平台に釘打ちやガンタッカーを使用し布やパンチを打ち付けたり、道具を付けたりすることもあります。
舞台の仕事は原状復帰が原則で、使用後は元の状態に戻すのが基本となります。
使用した後の掃除やバラシと言われる片づけ作業の時に、使用した釘の抜き忘れがないかなどもチェックしなければなりません。
もちろん、チェックはしているのですが、このバラシはかなりスピーディーな作業となるため、確認したと思っても見落としがある場合があります。
平台は靴を履かない状態で乗ることもあるので、釘が出ていたりすると怪我をすることもあります。
管理ホールとしてはお客様により安全に使用していただくことは大前提となりますので催事の無い日に管理業務として清掃やメンテナンスを行っています。
今回は管理業務の日に行った作業を紹介いたします。
まず平台の釘やガンタッカーの芯の抜き忘れをチェックし、その後、濡れた雑巾で拭く作業を行いました。
部分によっては木片が欠けていたり、取れそうになっていたりしました。
このような状態だと平台を運ぶ時に手に刺さったりします。
取れかかった木片は木工用ボンドで張り付け、亀裂などは木工用ボンドを注入し、隙間を埋めていきました。
この他にも棘が刺さらないか、引っ掛からないかなども注意し、時にはややすり掛けも必要となります。
ちょっとしたことが怪我を招き、催事の中断にも成りかねないので、このチェックやメンテナンスは非常に重要な作業となります。
これからも、利用者が怪我無く安全に利用できるように心掛けていきたいと思います。
平台について、紹介しているのでぜひご覧ください!
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